【完全版】ルーレットの確率を全37種類の一覧表で解説!勝率を上げる賭け方と稼げる必”必勝法

ルーレットの確率を正しく理解していますか?「どの賭け方が一番勝ちやすいの?」「ヨーロピアンとアメリカンって何が違うの?」そんな疑問を抱えながら、なんとなく感覚でベットしている方も多いかもしれません。

この記事では、ルーレットの全ベット方法の確率を網羅した一覧表を掲載し、初心者から上級者までが実践できる勝率アップ戦略を徹底解説します。確率を理解することは、運任せのギャンブルから脱却し、戦略的に勝利を目指すための第一歩です。

この記事を読めば、あなたもルーレットの確率を完全にマスターし、より賢く、そしてより深くゲームを楽しめるようになるでしょう。

まずは結論!ルーレットの賭け方別確率・配当・控除率(ハウスエッジ)一覧表

百聞は一見に如かず。まずは、ルーレットの全ての賭け方における「確率」「配当」「控除率」を一覧で確認しましょう。

この表を見るだけで、どの賭け方がプレイヤーにとって有利で、どの賭け方がカジノ側を儲けさせてしまうのかが一目瞭然です。特に、ヨーロピアンとアメリカンの違いは、あなたの勝率に直接影響する重要なポイントなので、しっかりとその差を把握してください。

1.【勝率重視】ヨーロピアンルーレットの確率一覧(全37種)

ヨーロピアンルーレットは、プレイヤーにとって最も有利な形式のルーレットです。

その理由は、数字が「0」から「36」までの合計37個で構成されており、アメリカンルーレットにある「00」が存在しないためです。このたった一つの違いが、カジノ側の取り分(控除率)を低く抑え、プレイヤーの勝率を上げてくれます。

短期的な勝ち負けだけでなく、長期的にプレイする上で、この差は無視できないほど大きくなります。まずは、基本となるヨーロピアンの確率を頭に入れましょう。

インサイドベットの確率

賭け方 当たる確率 配当
ストレートアップ(1点賭け) 2.70% 36倍
スプリットベット(2点賭け) 5.41% 18倍
ストリートベット(3点賭け) 8.11% 12倍
コーナーベット(4点賭け) 10.81% 9倍
シックスライン(6点賭け) 16.22% 6倍

アウトサイドベットの確率

賭け方 当たる確率 配当
カラムベット(12点賭け) 32.43% 3倍
ダズンベット(12点賭け) 32.43% 3倍
赤・黒(18点賭け) 48.65% 2倍
奇数・偶数(18点賭け) 48.65% 2倍
ハイ・ロー(18点賭け) 48.65% 2倍

2.【注意】アメリカンルーレットの確率一覧(全38種)

アメリカンルーレットは、「00」の存在によりプレイヤーにとって不利なルールとなっています。

数字が「0」「00」から「36」までの合計38個で構成されているため、全てのベットにおいて当選確率がヨーロピアンよりも低くなります。

カジノによってはアメリカンルーレットしか設置していない場合もありますが、もし選択肢があるのなら、避けるのが賢明と言えるでしょう。配当はヨーロピアンと同じですが、確率が下がる分、カジノ側の利益が大きくなる仕組みです。

インサイドベットの確率

賭け方 当たる確率 配当
ストレートアップ(1点賭け) 2.63% 36倍
スプリットベット(2点賭け) 5.26% 18倍
ストリートベット(3点賭け) 7.89% 12倍
コーナーベット(4点賭け) 10.53% 9倍
ファイブナンバー(5点賭け) 13.16% 7倍
シックスライン(6点賭け) 15.79% 6倍

アウトサイドベットの確率

賭け方 当たる確率 配当
カラムベット(12点賭け) 31.58% 3倍
ダズンベット(12点賭け) 31.58% 3倍
赤・黒(18点賭け) 47.37% 2倍
奇数・偶数(18点賭け) 47.37% 2倍
ハイ・ロー(18点賭け) 47.37% 2倍

3.プレイヤーが損する割合「控除率(ハウスエッジ)」とは?

控除率(ハウスエッジ)とは、全ての賭け金に対してカジノ側が手数料として得る利益の割合を指します。

このハウスエッジがあるからこそ、カジノはビジネスとして成り立っています。

例えば、ヨーロピアンルーレットのハウスエッジは約2.7%です。これは、あなたが10,000円を賭けるたびに、平均して270円がカジノの利益になる、ということを意味します。一方で、アメリカンルーレットのハウスエッジは約5.26%と、ヨーロピアンのほぼ倍になります。この数字を見れば、どちらがプレイヤーにとって良心的なゲームであるかは一目瞭然です。

4.結論:勝率が高いのは「ヨーロピアンルーレット」

全ての情報を踏まえた結論として、プレイヤーが長期的に勝つ確率が高いのは、間違いなくヨーロピアンルーレットです。

理由は、ここまで何度も説明してきた通り、ハウスエッジがアメリカンルーレットの約半分であるためです。

同じ金額を同じように賭け続けたとしても、アメリカンルーレットをプレイしているというだけで、資金は2倍のスピードで減っていく計算になります。もしあなたがオンラインカジノやランドカジノでルーレットのテーブルを選ぶ機会があるならば、何も考えずにヨーロピアンルーレットのテーブルに座るべきです。それが勝利への最も簡単で、最も効果的な第一歩となります。

ルーレットの確率を左右する3つの基礎知識

確率の一覧表を見て、有利なルールがどちらかは理解できたと思います。しかし、なぜそのような確率になるのでしょうか。

ここでは、その背景にある計算方法やルールの違いといった、ルーレットの確率を本質的に理解するための3つの基礎知識を解説します。この知識を身につけることで、あなたは単なるプレイヤーから一歩進んだ、ゲームを分析できる賢いプレイヤーへと成長できるでしょう。

1.ルーレットの基本的な確率計算方法

ルーレットの確率は、「当選する数字の数 ÷ 全ての数字の数 × 100(%)」という非常にシンプルな式で求められます。

この計算式の背景には、「どの数字も同じ確率で出現する」という大前提があります。

例えば、ヨーロピアンルーレット(全37個の数字)で「赤」に賭けた場合を考えてみましょう。赤の数字は18個なので、計算式は「18 ÷ 37 × 100 ≒ 48.65%」となります。同様に、1つの数字にのみ賭けるストレートアップなら「1 ÷ 37 × 100 ≒ 2.7%」です。この基本さえ押さえておけば、どんな複雑な賭け方でも、ご自身で当選確率を計算できるようになります。

2.ヨーロピアンとアメリカンの決定的なたった1つの違い

ヨーロピアンとアメリカンの確率を分ける決定的な違いは、「00(ダブルゼロ)」という数字のポケットが有るか無いか、ただそれだけです。

ヨーロピアンには「0」が1つだけですが、アメリカンには「0」と「00」の2つが存在します。

この「00」が1つ加わるだけで、全体の数字の数が37個から38個に増えます。その結果、プレイヤーが賭けた数字が当たる確率は全てのベットで低下します。例えば、赤黒賭けの当たる確率は約48.6%から約47.3%へと下がります。たった1つの数字の違いが、カジノ側の利益を倍増させ、プレイヤーの勝率を大きく下げているのです。

3.なぜカジノ側が必ず儲かる?ハウスエッジの仕組み

カジノ側が長期的に必ず儲かるカラクリは、当選確率に対して支払われる「配当」が意図的に低く設定されている点にあります。

この確率と配当の差額こそが、カジノの利益、すなわちハウスエッジ(控除率)の正体です。

具体例を挙げましょう。ヨーロピアンのストレートアップ(1点賭け)が当たる確率は1/37です。もし公平なゲームであれば、配当は37倍であるべきです。しかし、実際の配当は36倍に設定されています。この「1」の差がカジノの取り分となり、ハウスエッジ(1/37 ≒ 2.7%)を生み出しているのです。この仕組みは全ての賭け方で巧妙に設計されており、プレイヤーがどんな賭け方をしても、カジノ側は利益を確保し続けられるのです。

【実践編】確率に基づいた勝率アップ戦略5選

ルーレットの確率と仕組みを理解したところで、いよいよ実践的な戦略、いわゆる「必勝法」や「攻略法」と呼ばれるテクニックを紹介します。

これらの戦略は100%の勝利を保証する魔法ではありませんが、確率という根拠に基づいて組み立てられており、闇雲に賭けるよりも勝率を格段に引き上げることが可能です。あなたのプレイスタイルや資金に合わせて、最適な戦略を見つけてみてください。

1.勝率94.5%!35個の数字に賭ける「ベアビック法」

ベアビック法は、ヨーロピアンルーレットの全37個の数字のうち、35個の数字に1ユニットずつ賭けることで、極めて高い勝率(約94.5%)を目指す守備的な戦略です。

ほとんどのゲームで勝利を手にできるため、負けるストレスが少なく、精神的な安定感を得やすいのが大きなメリットです。

やり方は非常にシンプルで、35個の数字にストレートアップで賭けるだけ。当たれば1ユニットの利益、外れれば35ユニットの損失となります。コツコツと利益を積み重ねるのに向いていますが、一度の外れでそれまでの利益が全て吹き飛ぶリスクも内包しています。短期決戦で目標金額に到達したらすぐにやめる、といった使い方が効果的です。

2.勝率約89%!広範囲をカバーする「666戦略」

666戦略は、複数のベット方法を巧みに組み合わせ、合計で33個の数字をカバーすることで約89%という高い勝率を実現する攻撃的な手法です。

その名の通り、賭け金の合計が66ユニット(または$66)になることから名付けられました。

具体的な賭け方は、まず「赤」に36ユニット、次に「0, 2, 8, 11, 10, 13, 17, 20, 26, 29, 28, 35」のスプリットベット6カ所に各4ユニット、最後に残りの黒い数字3つにストレートアップで各2ユニットを置きます。これにより、外れる数字はわずか4つとなり、当たれば常に6ユニットの利益を得られます。ベアビック法より攻守のバランスが取れた戦略と言えるでしょう。

3.勝率約85%!4カ所に賭ける「2コラム・2ダズン法」

2コラム・2ダズン法は、それぞれ単体でも勝率が約65%ある「コラムベット」と「ダズンベット」を2カ所ずつ、合計4カ所に賭けることで、カバー範囲を広げ勝率を約85%まで高める戦略です。

シンプルながらも効果が高く、初心者でもすぐに実践できるのが魅力です。

やり方は、3つあるコラムベットエリアのうち2つと、3つあるダズンベットエリアのうち2つに、それぞれ同額を賭けるだけ。多くの数字が重複してカバーされるため、高い確率でいずれかのベットが的中します。低リスクで着実に利益を積み上げていきたいプレイヤーにおすすめの手法です。

4.勝率約81%!少ない資金で試せる「Wストリート5ベット法」

Wストリート5ベット法は、6つの数字をカバーする「シックスラインベット(ダブルストリートベット)」を、存在する6つのラインのうち5つに賭ける、非常にバランスの取れた戦略です。

カバーする数字は30個となり、勝率は約81%です。

この戦略の最大のメリットは、少ない賭け金(5ユニット)で広範囲をカバーできる点にあります。的中すれば常に1ユニットの利益が保証されるため、資金管理がしやすく、リスクを抑えながらゲームを進めることができます。大きな勝利よりも、安定したプレイを好む堅実なプレイヤーに最適な戦略と言えるでしょう。

5.最高配当144倍!夢を追う「フラワーベット法」

フラワーベット法は、1つの数字を中心に、その周囲を囲むように合計9カ所に賭けることで、当たれば最大144倍という超高配当を狙う、非常にロマンのある賭け方です。

その名の通り、チップの配置が花のように見えることから名付けられました。

中心の数字にストレートアップ、その周囲を囲むようにスプリットベットとコーナーベットを配置します。中心の数字にボールが落ちた場合、全てのベットが的中となり、合計で144倍もの配当を手にできます。勝率は低いですが、カジノの華であるルーレットで一攫千金を夢見るなら、一度は試してみたい魅力的な戦略です。

プロでも陥るルーレット確率の3つの誤解

ルーレットの世界には、科学的根拠がないにもかかわらず、多くのプレイヤーに信じられている「オカルト」や根強い「誤解」が存在します。

これらの誤った考えに取り憑かれると、冷静な判断ができなくなり、大きな損失を招く原因にもなりかねません。ここでは、経験豊富なプレイヤーでさえ陥りがちな確率に関する3つの大きな誤解を解き明かし、あなたが常に合理的な判断を下せるようサポートします。

1.「赤が5回続いたから次は黒が出やすい」は本当?

これは完全に誤りであり、「ギャンブラーの誤謬(ごびゅう)」と呼ばれる、確率論における最も有名な思考の罠の一つです。

結論から言うと、次に赤と黒のどちらが出る確率は、過去の結果に一切影響されず、常に約48.6%(ヨーロピアンの場合)のままです。

ルーレットのホイールは、前回の出目を記憶していません。そのため、一回ごとのスピンは完全に独立した事象(独立事象)となります。これは、コインを投げて5回連続で「表」が出たとしても、6回目に「裏」が出る確率が50%から変わらないのと同じ原理です。流れを読んで逆張りする、という考えは数学的には全く意味がないのです。

2.「出やすい数字(ホットナンバー)」を狙うべき?

電光掲示板に表示される「ホットナンバー(最近よく出ている数字)」を狙うことに、数学的な優位性は一切ありません。

短期的には出目に偏りが生じることはありますが、それは単なる偶然の産物です。

理論上、完璧に整備されたルーレットホイールでは、全ての数字が同じ確率で出現するように設計されています。試行回数を増やせば増やすほど、各数字の出現率は理論値(約2.7%)に収束していきます。もし特定の数字が出やすいとしたら、それはホイールの歪みなどの物理的な欠陥を意味しますが、現代の管理されたカジノではまず考えられません。ホットナンバーはあくまで過去のデータであり、未来を予測するものではないのです。

3.「マーチンゲール法」は理論上負けない最強の必勝法?

マーチンゲール法は、「理論上は負けない」という言葉の響きとは裏腹に、実践ではほぼ100%破綻する極めて危険な戦略です。

この戦略が成立するには「無限の資金」と「無制限のベット上限(テーブルリミット)」という、現実にはあり得ない2つの条件が必須となります。

負けるたびに賭け金を倍にしていくこの手法は、数回連敗しただけで賭け金が天文学的に膨れ上がります。例えば、100円から始めても10連敗すれば次の賭け金は51,200円、14連敗すれば819,200円にもなります。あっという間に手持ちの資金が底をつくか、カジノが設定しているテーブルリミットに達してしまい、大敗を喫するのがオチです。

ルーレットの確率に関するよくある質問(FAQ)

ここでは、ルーレットの確率に関して多くのプレイヤーが抱く、素朴な疑問やよくある質問について、Q&A形式で分かりやすくお答えします。

ここまで読み進めてきた内容の復習にもなりますので、ぜひ最後まで目を通してみてください。疑問点を解消することで、より自信を持ってルーレットに臨めるようになるはずです。

1.一番勝ちやすい(確率が高い)賭け方はどれですか?

1回のゲームで勝つ確率(勝率)が最も高い賭け方は、「赤・黒」「奇数・偶数」「ハイ・ロー」の3つです。

これらの賭け方は、ヨーロピアンルーレットで約48.6%、アメリカンルーレットでも約47.3%という高い確率で的中します。

ほぼ2回に1回は勝てる計算になるため、短時間でコツコツと勝ちを積み重ねたいプレイヤーや、初心者の方に特におすすめです。ただし、配当は2倍(賭け金が戻ってくるだけ)と低いため、一攫千金を狙うには不向きな賭け方と言えます。

2.ヨーロピアンとアメリカン、結局どちらでプレイすべきですか?

結論として、プレイヤーは常に「ヨーロピアンルーレット」を選ぶべきです。

その理由は、カジノ側の取り分である控除率(ハウスエッジ)が、アメリカンルーレット(約5.26%)の半分以下である約2.7%に設定されているからです。

プレイヤー側にアメリカンルーレットを選ぶメリットは、基本的に一つも存在しません。オンラインカジノや、複数の種類のルーレットが設置されているランドカジノでプレイする際は、必ずテーブルのルールを確認し、ヨーロピアンルーレットに着席することを強く推奨します。

3.確率的にありえない出目が出ることはありますか?

「ありえない」ということはありませんが、「極めて起こりにくい」と言えます。

例えば、ヨーロピアンルーレットで同じ数字が3回連続で出現する確率は、「1/37 × 1/37 × 1/37」で、約0.002%(およそ5万回に1回)です。

これは非常に低い確率ですが、決してゼロではありません。カジノでは毎日何千、何万回とホイールが回されているため、長期的にはこのような天文学的な確率の事象も起こり得ます。そういった偶然の偏りもまた、ルーレットというゲームの面白さの一つと言えるかもしれません。

まとめ:ルーレットは確率の理解が勝利への第一歩

この記事では、ルーレットの全ベット方法の確率一覧から、勝率を上げるための具体的な戦略、そして多くのプレイヤーが陥りがちな確率の誤解まで、幅広く解説してきました。

重要なポイントを改めてまとめます。

プレイヤーが有利なのは「ヨーロピアンルーレット」。確率は「当たる数 ÷ 全体数」で計算できる。カジノは「ハウスエッジ」で儲けている。過去の結果は未来の確率に影響しない。

ルーレットは、全ての賭け方において、長期的に見ればカジノ側が必ず勝つように数学的に設計されています。しかし、その確率と仕組みを深く理解することで、運に任せて無謀な賭けをするのをやめ、賢く立ち回ることが可能になります。

控除率の低いヨーロピアンを選び、自分に合った資金管理と戦略を用いること。それが、ルーレットという不確実なゲームの中で、プレイヤーが唯一コントロールできる、勝利への最も確かな道筋です。この記事で得た知識を武器に、ぜひ次のゲームから、より戦略的で知的なルーレットを楽しんでください。