【2025年最新】グアムにカジノはない!でも楽しめる合法ギャンブル3選と遊び方を徹底解説

グアム旅行を計画中で、「グアムにカジノはあるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。きらびやかなカジノリゾートを想像しているかもしれませんが、グアムのカジノ事情は少し特殊です。

この記事では、2025年最新のグアムのカジノ情報から、カジノがない理由、そしてカジノの代わりに楽しめる合法的なギャンブルまで、どこよりも詳しく解説します。

この記事を読めば、グアムの夜を120%楽しむための具体的な方法がわかり、旅行の計画がさらに充実するはずです。

【結論】グアムに政府公認の本格的なカジノは存在しない

まず結論からお伝えすると、2025年現在、グアムにはラスベガスやマカオにあるような、政府が公認したホテル併設型の本格的なカジノ施設は一つもありません。「グアム=南国のリゾート」というイメージから、カジノも当然あるだろうと思っていた方には残念なお知らせかもしれません。

しかし、がっかりするのはまだ早いです。なぜカジノがないのか、その背景を知ることでグアムという土地への理解が深まります。また、過去に存在したギャンブルや、違法カジノのリスクについても解説します。

1. なぜグアムにカジノがないのか?

グアムに本格的なカジノ施設がない最も大きな理由は、宗教的・文化的な背景にあります。グアムの住民の多くは敬虔なカトリック教徒であり、ギャンブルに対して保守的な考え方が根強く残っています。

そのため、これまで何度もカジノの合法化を目指す住民投票が行われましたが、そのたびに否決されてきました。

経済的な利益よりも、ギャンブルがもたらす依存症や治安の悪化といった社会的な問題を懸念する声が常に上回ってきたのです。このような住民の意思が、グアムに大規模なカジノが建設されない直接的な理由となっています。

グアムの美しい自然や穏やかな文化を守りたいという、地元の人々の強い思いの表れともいえるでしょう。

2. 過去にはドッグレース場があった

現在でこそ大規模な公営ギャンブル施設はありませんが、かつてグアムには「グアム・グレイハウンド・パーク」というドッグレース場が存在しました。

1970年代から運営され、多くの地元民や観光客で賑わう人気の娯楽施設でしたが、時代の変化とともに状況は変わります。

動物愛護団体からの批判の高まりや、経営状況の悪化が重なり、残念ながら2008年にその長い歴史に幕を閉じました。

タムニン地区に残るその跡地は、グアムにかつて公営ギャンブルが存在したことを示す、数少ない名残です。このドッグレース場の閉鎖が、グアムにおける大規模ギャンブルの時代の終わりを象徴する出来事となりました。

3. 違法カジノに注意!安全に遊ぶためのポイント

グアムには政府公認のカジノがないため、残念ながら旅行者を狙った非合法なギャンブルの誘いも存在します。

「バックヤードカジノ」や「プライベートカジノ」といった言葉で誘われることがありますが、これらはすべて違法です。

このような違法賭博に関わってしまうと、楽しいはずの旅行が最悪の事態に一変する可能性があります。

万が一、摘発されれば、現地の法律で厳しく罰せられることになります。また、イカサマや詐欺、その他の犯罪に巻き込まれるリスクも非常に高いです。楽しいグアム旅行の思い出を汚さないためにも、少しでも怪しいと感じる誘いには絶対に乗らず、本記事で紹介するような合法的な施設だけで遊ぶようにしてください。

カジノの代わりにグアムで楽しめる合法ギャンブル3選

本格的なカジノはないものの、グアムには地元の人々に深く愛されている合法的なギャンブルがいくつか存在します。カジノとは一味違った、ローカルな雰囲気を味わえるのが魅力です。

ここでは、グアムで体験できる代表的な3つの合法ギャンブルを紹介します。ルールは簡単で、初心者でも気軽に楽しめるものばかりなので、ぜひグアムの夜の新しい選択肢として検討してみてください。

1. 【ビンゴ】地元で大人気!賞金ゲットも夢じゃない

グアムで最もポピュラーなギャンブルといえば、ビンゴです。日本のビンゴ大会のような和やかな雰囲気を想像するかもしれませんが、グアムのビンゴは規模が大きく、高額な賞金が設定されていることもあり、地元の人々の熱気にあふれています。

ルールは非常にシンプルで、購入したカードに書かれた数字と、読み上げられる数字が一致すれば勝ち、という世界共通のものです。

言葉がわからなくても画面に数字が表示されるため、観光客でも安心して参加できます。冷房の効いた快適なホールで、食事やドリンクを楽しみながらプレイできる、最高のエンターテイメントです。

ラッキーラテビンゴ (Lucky Latte Bingo)

マイクロネシアモール内にある、グアムで最も有名でアクセスしやすいビンゴホールです。清潔で広々とした空間に多数のモニターが設置されており、どの席からでも数字を確認できます。

賞金額が大きいことでも知られ、一攫千金を夢見る多くの人々で毎晩のように賑わっています。ショッピングや食事のついでに立ち寄れる手軽さも魅力。初心者でもスタッフが丁寧に教えてくれるので安心です。

プルメリアビンゴ (Plumeria Bingo) ※一時閉鎖中の可能性あり

タムニン地区にあるもう一つの人気のビンゴホールが、プルメリアビンゴです。ローカルな雰囲気が強く、より地元に密着した体験をしたい方におすすめです。

ただし、近年は営業が不定期になっているとの情報もあります。訪問を計画する際は、事前に現地のホテルスタッフに問い合わせるなど、最新の営業状況を確認することをおすすめします。公式サイトやSNSでの情報発信は少ないため、足で情報を稼ぐ必要があります。

2. 【パチンコ・スロット】日本の機種も楽しめる

意外に思われるかもしれませんが、グアムには日本のパチンコやスロットを楽しめる施設が存在します。もちろん、日本のように出玉を現金に交換することは法律で禁じられていますが、獲得した玉やメダルを景品に交換するシステムは同じです。

日本のゲームセンターに近い感覚で、馴染みのあるアニメキャラクターの機種や最新台で遊べることもあります。

カジノのような緊張感はなく、もっと気軽に短時間で楽しみたいという方にはぴったりの選択肢でしょう。日本のパチンコ店とは異なり、店内は明るくクリーンな環境が保たれており、女性やカップルでも安心して楽しめるのが特徴です。

ベラシオパチンコ (Bellagio Pachinko)

タムニン地区の中心部に位置する、グアムで唯一無二のパチンコ・スロット店です。日本の人気機種が多数導入されており、まるで日本のホールにいるかのような感覚でプレイできます。

店内は非常に清潔で、空調も快適。スタッフの対応も丁寧で、日本語が少し話せるスタッフがいることもあります。換金はできませんが、お菓子や電子機器、ブランド品など、多彩な景品が用意されており、選ぶ楽しみもあります。

3. 【期間限定】年に一度だけ現れる幻のカジノ

グアムには常設のカジノはありませんが、年に一度、特定の期間だけ合法的なカジノが出現することをご存知でしょうか。それは、グアム最大のお祭りである「リベレーションデー・カーニバル」の期間中です。

このカーニバルは、グアムの解放を祝う歴史的なイベントの一環として開催され、その間だけ特設会場でのギャンブルが特別に許可されます。

移動式の遊園地や屋台と共に、カジノ用の大きなテントが設営され、島中がお祭りムードに包まれます。もし旅行の日程がこの時期に重なれば、常設カジノとは全く違う、非常にユニークで忘れられない体験ができるでしょう。

リバレーションデー・カーニバルとは?

リバレーションデー(Liberation Day)とは、日本語で「解放記念日」を意味します。第二次世界大戦中、日本の占領下にあったグアムが、1944年7月21日にアメリカ軍によって解放されたことを記念する、グアムで最も重要な祝日です。

この日を中心に、毎年6月から7月にかけて約1ヶ月間、盛大なカーニバル(お祭り)が開催され、パレードや花火、ライブミュージックなど様々な催しが行われます。

遊べるゲームの種類(ポーカー・ブラックジャック等)

カーニバル会場に設営される特設テントの中では、ポーカーやブラックジャック、ルーレット、クラップスといった、本格的なカジノゲームが楽しめます。

ディーラーはプロではなく、地元のボランティアなどが務めることも多く、全体的に手作り感あふれる和やかな雰囲気が特徴です。ラスベガスのような洗練された空間ではありませんが、地元の人々と一緒にゲームに興じる、ローカルで温かい体験ができます。

グアムのギャンブルで遊ぶ前に知るべき基本情報4選

グアムで安心してギャンブルを楽しむためには、いくつか事前に知っておくべき基本的なルールやマナーがあります。特に旅行者の場合、年齢制限や服装、使用する通貨など、現地の習慣を知らないと思わぬトラブルに繋がることも。

ここでは、旅行者が見落としがちな4つの重要ポイントをまとめました。出発前にこれらを確認しておけば、現地で戸惑うことなく、スムーズにプレイに集中できるでしょう。

1. 年齢制限は何歳から?

グアムでギャンブルを楽しむ際の年齢制限は、法律で厳しく定められています。施設の種類によって基準が異なるため、注意が必要です。

具体的には、ビンゴホールやパチンコ店など、アルコールの提供がない施設では18歳以上と定められています。一方で、リバレーションデーのカーニバルなど、アルコールが提供される場所でのギャンブルは21歳以上でなければなりません。

入場時には、年齢確認のためにパスポートなど顔写真付きの身分証明書(ID)の提示を求められることが一般的です。年齢をごまかすことは絶対にできないため、必ずパスポート本体またはそのコピーを携帯するようにしましょう。

2. 気になるドレスコードは?服装はカジュアルでOK

ヨーロッパの格式高いカジノのように、ジャケットやドレスが必要なのでは?と心配する方もいるかもしれませんが、その必要は全くありません。グアムのギャンブル施設に、厳しいドレスコードは基本的に存在しません。

これらの施設は、あくまで地元の人々が日常的に楽しむための娯楽施設という位置づけです。

そのため、服装は非常にカジュアル。Tシャツにショートパンツ、足元はサンダルといった、グアムの気候に合ったリラックスした格好で問題なく入場できます。ただし、どの施設も冷房がかなり強く効いていることが多いので、寒がりの方は薄手のパーカーやカーディガンなど、羽織れるものを一枚持っていくことを強くおすすめします。

3. 通貨は米ドル!両替は事前に済ませておこう

グアムはアメリカの準州であるため、島内で使用される公式通貨はすべてアメリカドル(USD、$)です。これはギャンブル施設でも例外ではありません。ビンゴカードの購入やパチンコの玉を借りる際など、すべての支払いは米ドルで行われます。

当然ながら、日本円を直接使うことはできません。

そのため、現地で遊ぶためのお金は、事前に日本国内の空港や銀行、またはグアム到着後に現地の両替所で米ドルに両替しておく必要があります。特に小額紙幣(1ドル、5ドル、10ドル札)を多めに用意しておくと、支払いがスムーズに進むのでおすすめです。ATMでキャッシングもできますが、手数料がかかることを念頭に置いておきましょう。

4. 日本語は通じる?お店のサポート体制

グアムは日本人観光客が多いことで知られていますが、ギャンブル施設に関しては、日本語が通じると思わない方が賢明です。これらの施設の主な利用者は地元の住民であり、観光客向けの特別な日本語サポート体制はほとんど整っていません。

もちろん、スタッフによっては片言の日本語で対応してくれる場合もありますが、基本的には英語でのコミュニケーションが中心となります。

ただし、ビンゴやパチンコのように、言葉が分からなくても直感的に遊べるゲームが多いため、過度に心配する必要はありません。もし不安な場合は、スマートフォンの翻訳アプリなどを準備しておくと、いざという時に役立ち、より安心して楽しめるでしょう。

グアムのカジノに関するよくある質問(FAQ)

ここでは、グアムのカジノやギャンブルについて、旅行者の皆様から特によくいただく質問とその回答を、わかりやすいQ&A形式でまとめました。

税金の問題や施設へのアクセス方法、初心者向けの心構えなど、出発前に抱きがちな疑問や不安はここでスッキリ解消しておきましょう。事前に正しい知識を身につけておくことが、現地で最大限に楽しむための鍵となります。

1. グアムで勝ったお金に税金はかかりますか?

Q. グアムのビンゴやパチンコで勝った場合、その賞金に税金はかかりますか?

A. 原則として、ギャンブルで得た所得は課税対象となり、納税の義務が発生します。グアムはアメリカの税法が適用されるため、非居住者であっても一定額以上の賞金には源泉徴収が行われる可能性があります。

ただし、旅行者が少額の勝ち金に対して、現地で複雑な納税手続きを行うのは現実的ではありません。より重要なのは日本に帰国してからの扱いです。日本の税法上、ギャンブルの利益は「一時所得」に分類され、年間の合計利益が50万円を超えた場合は確定申告が必要です。高額賞金を獲得した際は、その後の税務処理を必ず念頭に置いておくようにしましょう。

2. 各ギャンブル施設の送迎サービスはありますか?

Q. ビンゴホールやパチンコ店まで、ホテルからの送迎サービスはありますか?

A. 残念ながら、ほとんどの施設で観光客向けの専用送迎サービスは提供されていません。これらの施設は主に自家用車で訪れる地元住民を対象としているため、ツアー会社のような手厚い送迎システムは存在しないのが現状です。

そのため、施設への移動は自分自身で手配する必要があります。主な交通手段は、レンタカー、タクシー、または旅行者におなじみの「赤いシャトルバス」などの公共交通機関になります。

幸い、主要な施設は観光客がアクセスしやすいエリアにあることが多いです。特に「ラッキーラテビンゴ」はマイクロネシアモール内にあるため、シャトルバスを利用すれば非常に簡単にアクセスできます。

3. 初心者でも楽しめますか?

Q. ギャンブルは全くの未経験です。そんな初心者でもグアムで楽しむことはできますか?

A. はい、まったく問題ありません。むしろグアムのギャンブルは初心者にこそおすすめです。特にビンゴは、ルールが極めてシンプルで、説明が不要なほど簡単です。読み上げられる数字のマスをマーカーで塗っていくだけなので、言葉の壁もありません。

パチンコも、日本のゲームセンターで遊ぶのと同じ感覚で気軽に楽しめます。周りのプレイヤーの様子を見ながら、見様見真似で始めてみても良いでしょう。

カジノのような専門知識や戦略は一切不要です。「勝つこと」よりも「その場の雰囲気を楽しむこと」を第一に考え、グアムの夜のユニークな文化体験として、ぜひ気軽に挑戦してみてください。

まとめ:グアムではカジノ以外のギャンブルを楽しもう

この記事で解説してきた通り、2025年現在、グアムに政府公認の本格的なカジノは存在しません。その背景には、島の文化や住民の意思が深く関わっています。

しかし、カジノがないからといって、グアムの夜のエンターテイメントを諦める必要は全くありません。地元の人々の熱気に包まれる「ビンゴ」、日本とは一味違う雰囲気の「パチンコ」、そして年に一度だけ現れる特別な「リバレーションデー・カーニバル」のカジノなど、グアムにはユニークで魅力的なギャンブル文化が根付いています。

これらの施設では、厳しいドレスコードや複雑なルールに悩まされることなく、誰もが気軽に非日常の興奮を味わうことができます。あなたのグアムでの夜が、忘れられない刺激的な時間になることを願っています。 この記事の情報を参考に、安全に注意しながら、グアムならではの特別な体験をぜひ満喫してください。